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3つのポリシー
大学 3つのポリシー
養成する人材像に基づき、大学としてのディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)を明確にし、それを達成するためのカリキュラムの編成方針をカリキュラム・ポリシーとして明確にした。また、それらを踏まえて、本学で学ぶ意欲と能力のある学生を受け入れる方針としてアドミッション・ポリシーを設定した。
(1) ディプロマ・ポリシー
- キリスト教の人間観と倫理観を基に、他者及び異文化を尊重し、豊かな教養や共感力、創造力をもとに、多様な場における多様な人々との良好な人間関係を形成できる。
- 基礎的及び専門的知識・技能を用い、適切なヒューマンケアの実践へ向けて、対象者を多角的に理解できる。
- 科学的根拠に基づき、対象者の特性や実態に合わせた教育・保育、看護を計画的、継続的に実践できる。
- 円滑なコミュニケーションの中で、自らの専門性を発揮し、他者と協働しながら良好なチームワークを形成し、課題解決できる。
- 国際的視野を持ち、高度情報化に対応しながら、生涯にわたり継続的に学び、専門職者として創造的に活動し、社会に貢献できる。
- 現代の諸問題に対して科学的、論理的に思考し、専門職者として主体的に教育・保育、看護を実践できる。
(2) カリキュラム・ポリシー
ディプロマ・ポリシーを達成させるために両学部共通で学ぶ共通教育科目、各学部の学問体系で構成される専門教育科目、その他必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせる。カリキュラムの体系を示すために、科目間の関連や科目内容の分類を表現するナンバリングを行い、カリキュラムの構造をわかりやすく明示する。教育内容、教育方法、評価について以下のように定める。
- 教育内容
4年間を通した大学の学修の基礎となる共通教育科目においては、ⅰ 宗教と人間に関する科目、ⅱ 社会と人間に関する科目、ⅲ 表現・行動と人間に関する科目、ⅳ 情報と人間に関する科目、ⅴ 言語・文化と人間に関する科目を配置し、「人間の尊厳」や良好な人間関係を形成するための知識とスキルや、大学での学び方、学習スキルなど、将来に向けての学びの基礎となる教育を行う。 専門教育科目においては、専門分野の体系に基づき、必修科目と専攻に基づく科目配置を行う。大学での学びの総合化として卒業研究に係る科目は必修とする。 - 教育方法
アクティブ・ラーニングを取り入れた教育方法を実施し、事前・事後課題や授業方法の工夫をシラバスに明記して実施する。また、体験重視の学修方法を積極的に取り入れ、サービスラーニング、インターンシップ、異文化交流等、 社会との接点における課題解決学修に積極的に取り組む。専門教育科目においては、形成的評価を通じてリフレクションを行いながら確実な知識と実践の統合と定着を目指す。 - 評価
各授業科目は到達目標に応じた評価方法(テスト、レポート、プレゼンテーション等)を用いて評価を行う。学期毎にGPAで評価を行いつつ、累積GPAで評価する。卒業認定においては、ディプロマ・ポリシーの達成状況を評価し、学びの質保証を行う。
(3) アドミッション・ポリシー
- 各学部における教育内容に興味関心があり、将来専門職として社会に貢献する意欲がある。
- 大学で学ぶための基礎的な学力を備えている。
- 人間の尊厳を大切にし、人とよりよい関わりができる。
- 常に努力を惜しまず、積極的に行動できる。
教育学部 3つのポリシー
(1) ディプロマ・ポリシー
- キリスト教精神に基づいて他者及び異文化を尊重し、豊かな教養や共感力・想像力を基に、国際的な視野を持ち、多様な場における多様な人々との良好な人間関係を形成できる。
- 教育・保育に関わる使命感と責任感を持ち、教育・保育を実践するために必要な基礎的及び専門的な知識・技能を身につけ、適切な教育・保育を実践できる。
- 教育の対象者の発達年齢、健康状況、心身両面における特性を包括的に理解し、一人ひとりの子どもの実態や状況に応じた教育を構想し、計画的・継続的に教育・保育を実践できる。
- 教育・保育の質向上を目標に、他者と円滑なコミュニケーションを取り、協働して課題解決できる。
- 科学的な根拠に基づいて論理的に考える姿勢を身につけ、生涯にわたり持続的に学び、社会に貢献できる。
- 専門職者として、現代の教育課題に対して確かな認識を持ち、必要とされる教育・保育を主体的に思考して実践できる。
(2) カリキュラム・ポリシー
- キリストの精神である人間への深い愛に基づいて、人間への理解を深め尊厳を持って教育・保育を行う人材を養成するために共通教育科目及び専門教育科目の科目群で編成し、それぞれの科目群で人間について学ぶ科目を設定する。
- 学修する上で必須能力であるコミュニケーションスキルや情報リテラシーの養成に関する科目を配置するとともに、豊かな教養ならびに国際性を育む科目を設定する。
- 教育・保育についての理念・理論について学び、心理的側面からも子どもの理解を深め、障害児を含む特別な支援を必要とする子どもについても理解し、教育・保育を探究する科目を設定する。
- 科学的な根拠に基づいて教育・保育を展開でき、論理的に物事を考え、生涯にわたり探究する姿勢の育成に関わる科目を配置する。
- 教育・保育の実践能力と主体的な学習態度を育成するために講義、演習、実習等の多様な学習形態を系統的に配置する。
(3) アドミッション・ポリシー
- 乳幼児の保育、児童の教育に興味関心があり、将来教職、保育職として社会に貢献する意欲がある。
- 高校での教育課程を幅広く学び、保育者・教育者になるために必要となる基礎的な学力を備えている。
- 保育者や教育者をめざし、明朗で快活に仲間と協働ができるコミュニケーション能力を備えている。
- 幅広い関心から、主体的に課題発見に努め、その課題解決に実践的に取り組もうとする学習意欲をもっている。
看護学部 3つのポリシー
(1) ディプロマ・ポリシー
- 人間の尊厳を大切にし、良好な人間関係を築くための幅広い教養と知識を身につける
- 看護実践に必要な人間の健康と疾病についての基礎的知識を身につける
- あらゆる人々と援助的人間関係を形成し、健康課題に対して科学的根拠に基づいた看護を実践する能力を有する
- 多職種と連携・協働し、地域の人々の健康課題を解決する能力を有する
- 多様化する社会に対応し、継続的に看護を探求しようとする態度を身につける
(2) カリキュラム・ポリシー
- 人間の尊厳を大切にし、良好な人間関係を築くことができる能力を養うために、人間や社会についての幅広い教養、他者への共感や論理的な考え方を学び視野を広げる基礎的科目を【共通教育科目】に配置する。
- 人間の心や身体の仕組みを理解し、あらゆる人々の健康生活の保持増進や健康障害の予防、健康の回復に関わる治療や関係制度に関する知識を学び、看護を行うときの根拠や必要性を考えることができるために【専門教育科目】として『専門基礎科目』を配置する。
- 科学的根拠に基づいた看護の知識・技術を修得するために基礎的な理論や技術、看護の展開方法を学ぶ科目を【専門教育科目】として『専門科目』「看護の基盤」に配置する。
- 多様な場において、看護の対象となる人々のライフサイクルやあらゆる健康レベルに対応する看護を理解する科目を【専門教育科目】として『専門科目』「ライフサイクルと看護」に配置する。
- 地域で生活する人々の健康課題を解決するために、継続的に、保健医療福祉チームの一員として多職種と連携・協働して行う看護を理解する科目を【専門教育科目】として『専門科目』「コミュニティと看護」に配置する。
- 多様化する社会に対応する看護専門職の役割を理解し、看護学の発展を探求する姿勢を養うための科目を【専門教育科目】として『専門科目』「看護の発展」に配置する。
(3) アドミッション・ポリシー
- 看護に興味関心があり、将来看護職として社会で活動する意欲がある。
- 看護学部での学びに必要な基礎的学力を備えている。
- 他者の意見が尊重できるコミュニケーション能力を備えている。
- 常に努力を惜しまず、積極的に行動できる。